テーマ
これまでの職務経験の中で、希望しない仕事を任された事例を挙げ、どのように考え、どう対応したか記入してください。
解答例
現実の職場で働く際には、自分が希望しない仕事を任されることがあるかもしれません。
私自身の経験をもとに、希望しない仕事を任された事例と、それに対する考え方と対応策について論じます。
この経験を通して、自己成長や対応力向上を果たすことができました。
私は以前の職場で、お菓子の商品開発プロジェクトのメンバーとして参加していました。
プロジェクト開始当初、自分が期待していた業務とは異なる、単調かつ煩雑な仕事を担当することになりました。
それは、他社のライバル商品の情報を集め、パッケージを見て原材料の情報をパソコンのファイルに打ち込んでいくだけというものでした。
最初は戸惑いを感じ、やる気を失いました。なぜなら、このような仕事はまだ下の後輩や外部委託で他業者がやるべきだと思っていたからです。
私は、そういった情報や購買客の嗜好を分析し、新たなお菓子や商品パッケージ、マーケティング戦略の立案をしたいとかねてから思っており、プロジェクトメンバーに選ばれたときは期待が大きく、非常に落ち込みました。
また、同期の社員がそちらのマーケティング立案に関わるようになったことも、私のモチベーションを更に下げました。
しかし、当初はこのようなスタートでしたが、次のように考え、行動することで、この経験を通じて、重要な教訓を得ることができました。
まず、この状況に対して冷静に考えることが重要でした。
なぜその仕事が自分に任されたのか、プロジェクト全体の中での位置づけは何かを理解することが必要でした。
また、なぜその仕事が重要であるのか、どのような価値を提供できるのかを考えることも重要でした。
お菓子づくりは、他社と同じものをつくっても、意味がありません。価格競争になるだけです。
他社にはない、違う価値を提供する必要があります。
そのためには、他社のライバル商品の情報を徹底的に調査する必要があります。
自分の仕事はただの単純作業ではなく、新商品開発の基礎となるものであり、自分の工夫がこのプロジェクトの行方を大きく左右するかもしれない。
このように新たな視点を見つけ、モチベーションを保つことがなんとかできました。
その後、ただ単にパッケージに記載されてある情報を淡々と抜き出してファイルに入力するだけでなく、メーカーのHPで他の項目も調査しました。
そこのメーカーのこだわり等も調べました。他社は製法や原材料の産地や収穫時期等にもこだわり強いストーリーがあるものもありました。
そういった情報とまとめ、プロジェクトの会議に出した結果、商品開発において様々な視点で検討が進められ、当時の上司からいい資料だと評価もいただけました。
次に、前向きな姿勢を持つことが重要でした。
今回のタスクは単純労働ではなく、他社のマーケティング戦略を学ぶよい機会だと捉えることにしました。
今後、商品開発を担うときにまたこの経験が活かせるはず。
また、今持っている自身のスキルやただの知識を実践にぶつけるよい経験だとと捉えました。
そうすることでモチベーションを保ち、色んな本やセミナーで学び直しをすることが出来、単調なタスクでも、自身の成長につなげることができました。
最後に、コミュニケーションを大事にしました。
私は上司やプロジェクトメンバーと積極的にコミュニケーションを取り、自身の状況や進捗状況を適切に報告しました。
また、他のメンバーの仕事にも関心を持ち、協力や助け合いを行うことで、チームの一体感を高めることができました。
こうすることで、ただたんに他のメンバーをうらやましく思ったり、妬んだりする気持ちをおさえ、チームとして取り組んでいる意識を持ち、前向きに取り組むことが出来ました。
希望しない仕事を任された経験は、自己成長と対応力向上の機会となります。
冷静な考え方と前向きな姿勢を持ちながら、自身の能力を最大限に発揮し、新たな視点やアイデアを取り入れる努力をすることが重要です。
また、コミュニケーションを通じて、チーム意識をもつことも大切です。
希望しない仕事でも、これらのアプローチを実践することで、自身の成長と職場環境の向上につながります。
公務員の論文対策は添削して貰いましょう
公務員の論文対策は一人ですると、第3者の目が入らないため、ひとりよがりの悪い論文になる可能性があります。
論文対策は、専門の公務員対策講座で対策されることをオススメします。
昨今は人物重視ですので、論文が重要になってきます。
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論文対策は、多く書いて、多く添削して貰う方がいいです。すぐには書けないです。
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