市役所の集団討論で出来るやつと思わせる3つのプレゼンスキル

地方公務員の集団討論では、だらだらと何を言っているか分からない人は、イメージがよくなく減点されます。

採点者は必ず複数いますが、どの採点者にも分かるように発言しなければなりません。

プレゼンスキルは以下3つだけ覚えておけば十分です。

練習の時から常に意識し、自然と出来るようにしておきましょう。

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1:NLC

NLCとはNumbering、 Labeling、 Contentsの頭文字です。

Numberingとは言いたいことが何個あるのか述べることです。

Labelingとは言いたいことに題名をつけることです。いったん全て題名をつけ、言ってしまいます。そうすることで、聞く人は、今からこの人はこんな話をするんだなと想像し、集中力を上げ聞きます。

Contentsとは題名をつけたそれぞれに対し、詳細な内容を述べることです。

NLCの順番でプレゼンテーションをしてみましょう。

N
少子化を防ぐ対策は2つあります。

L
1つ目は子育て世代の家計負担軽減です。2つ目は出会いの場の創出です。

C
まず1つ目の子育て世代の家計負担軽減です。厚生労働省の調査によると、およそ8割の子育て世代が、保育費や医療費等を負担に感じています。 子育てに係るコストが安くなれば、もう1人子供を産む家庭も増えるかと思います。例えば、保育料の全面無料化、3人目については全ての学校で学費無料化等 思い切った負担軽減策が必要と考えます。2つ目は出会いの場の創出です。昔は職場でお見合いの面倒をする上司等がいましたが、現在はいません。そういったこともあり、晩婚化が進行しており、結果、女性が一生に生む子供の数が少なくなる傾向にあります。自治体が婚活事業者に委託し、お見合いやマッチングパーティー等を実施するとともに、年齢が若いほど、参加費を安くするなど、工夫すべきと思います。

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2:CCF

CCFとはConclusion comes firstの頭文字です。

conclusionとは結論という意味です。

Conclusion comes firstとは「結論は始めに言いましょう」ということです。

意見を言うときは常にCCFを意識し結論から話しましょう。

○良い例(CCF)
私は飲食店での喫煙に反対です。なぜなら厚生労働省によると受動喫煙によるがん発症の確率は○○%と報告されており、喫煙していない人にも被害が及ぶからです。

×悪い例 (理由だけ述べ、結局どういう立場か分からない)
厚生労働省によると受動喫煙によるがん発症の確率は○○%と報告されており、喫煙していない人にも被害が及びます。

×悪い例(結論が後にきて主張が分かりづらい)
厚生労働省によると受動喫煙によるがん発症の確率は○○%と報告されており、喫煙していない人にも被害が及びます。だから私は飲食店での喫煙に反対です。

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3:AREA

AREAとはAssertion Reason Evidence Assertionの頭文字です。

Assertionとは主張、Reasonとはその理由、Evidenceとは証拠となるデータ、Assertionとは主張のことです。

主張→理由→データ→主張の順番で発表します。

主張を最後にも述べて締めくくるのがポイントです。

Assertion(主張)
私は日本人は朝食に米を食べるべきだと思います。

Reason(その理由)
なぜなら健康にいいからです。

Evidence(証拠となるデータ)
○○大学の研究によると、朝食にご飯を食べる人はパンを食べる人に比べて肥満の割合が少ない結果が出ています。

Assertion(主張)
だから日本人は朝食に米を食べるべきだと思います。

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